息子のスイミングの着替え時、息子が座って着替えていると、後ろから知らない子が走り去った。その子が息子のすぐ脇を通り過ぎるとき、その子の膝が息子の顔面を直撃した
息子は激怒してその子を追いかけようとする・・・
追いかけて仕返しをするつもりなのだろうか
私は急いで息子の腕を掴み「わざとやったんじゃないよ。それに、ぶつかってしまったことに気付いていないんだよ」とフォローを入れた。
泣きながら「手を離して」と叫ぶ息子。その子が見えなくなった後で、私が手を離すと、
息子「ぶつかったよ、謝って、と言いたかっただけなのに。どうしていけないの?」
と、大粒の涙をこぼしながら私に訴えてきた。
私は息子が手を出すのだと思って止めたのだ。
でも「ぶつかったよ、謝って」と言うだけなら全然悪くない。
私なら(今でも小学生のときでも)「ぶつかったよ、謝って」という人を非難するような言葉は言わない。でも、息子のように言いたいことをはっきりと言うという方法もあるのかもしれない。その方がストレスを感じないだろうし、人に虐められたりしないのかもしれない。
私は・・・自分でも気付かずに、いつの間にか、自分の性格を息子に押し付けているのかもしれません。過保護にならずに、そっと様子を見ていれば良かったのかもしれません。しかし息子が誰かに怪我をさせるような雰囲気を察知したら、止めずにはいられません。結局、息子のことを本当に理解して、息子がどういう行動をとるのか正確に予想できるようにならなくてはいけないのですね。色々な場面に遭遇するたび、親も子供も成長してゆきます。
それにしても・・・これくらいのことで大泣きしないでほしい